0歳児の赤ちゃんとの抱っこ・接し方・遊び・お出かけ

我が子が生まれてすぐから育児がスタートし、赤ちゃんが中心の生活リズムになります。お腹の中にいる時はこちらの都合の良いときに、ただ話しかけているだけで良かった訳ですが、いざ生まれてい来たらそうはいきません。

赤ちゃんのニーズに応じた接し方が必要になります。生まれてすぐから1歳になるまでの赤ちゃんとの接し方について、いくつかに分けてご紹介します。

生後28日くらいまでの0歳の新生児は飲んで・排泄・寝る

生まれてすぐから28日間を新生児と呼びます。初めての赤ちゃんの場合はどう接してよいかわからずに困り果てることもあるでしょう。基本的に生まれたばかりのこの頃の赤ちゃんはミルクを飲んで、排泄して、寝るという繰り返しです。泣くときはこのどれかが満たされていない時なので、焦らずに対応してあげましょう。どれも満たされているはずなのに泣く時はイライラせずに気長に泣き止むまで抱っこしてあげましょう。ミルクも量や感覚の目安はありますが、こだわり過ぎずに赤ちゃんの欲しがるペースであげて大丈夫です。

まだ目はぼんやりとしか見えていないで、焦点が合っていないような目の動きで心配になりますが、赤ちゃんは見ているのでできれば笑顔で!

新生児も気にかけつつ産後の母体にも気遣って接する時期

この時期は赤ちゃんの事よりもお母さん自身が気を付けるようにしましょう。特に初めての子供の場合は、何でも1人きりで頑張りすぎては産後鬱になってしまいます。先輩ママや両親など、誰でもよいので相談したり、話したりできる人がいる状態にしておきましょう。

0歳1か月~6ヶ月頃(半年頃)の赤ちゃんとの接し方

新生児期を過ぎて病院での検診が終わったら、様子を見ながら少しずつ外出が可能です。赤ちゃんの調子が良さそうな時に少しずつ外に行っても良いでしょう。

5か月くらいになると、だんだん首が据わり、横抱きから縦抱きができるようになります。

赤ちゃんは「んー」とか「んぐー」といった感じの喃語を発したり、動くものを目で追ったり、そのものに手を伸ばしてみたりします。

また4~5か月くらいまでになると表情も豊かになり、ニコニコと笑ったり、「いないいないばあ」をすると喜んだりしてきます。

接し方としては、おむつを換える際や授乳の際に目を見て話しかけてあげてみると良いと思います。

また、おむつ替えやベビーマッサージなど、どんな形でも構わないので赤ちゃんとのスキンシップを取るようにするとよいと思います。そして泣いている時は、何を言っているか分からなくても、赤ちゃんに「どうしたの?大丈夫かな?」など、どんな言葉でもよいので掛けてあげて下さい。言葉の意味は赤ちゃんは話しかけてもらうことで安心して落ち着くのです。一番接する時間が長いと思われるお母さんの心に余裕があることが大切です。お父さんや周りの人の手も借りながら、出来る限り笑顔でいられる環境を作りましょう。

0歳7か月(半年頃)~1歳頃の赤ちゃんとの接し方

0歳7か月(半年頃)~1歳頃のあかちゃんの成長はハイハイや歩行などによって行動範囲が広がることが大きいです。そんな時でも赤ちゃんはお母さんのいる場所を確認しながら行動します。赤ちゃんが振り返ってこちらを見たら『どうしたの?」など話しかけて。

心配で振り返っていることが多いのでお母さんの声掛けで安心します。ぐずったり人見知りしたりという事も増えてきますが、どちらもいつかは必ず落ち着くものですし、成長している証拠です。温かく見守ってあげて下さい。また動き始めたことでけがをしやすくなったり、手に取ったものを何でも口に運んでしまう頃です。大変かもしれませんが、危険な目に遭わないようにしっかりと見ていてあげましょう。また、起きている時間も増え、1日の生活のリズムも出来てきますが、夜更かし型にならないように、早寝早起きの生活のサイクルを作ってあげましょう。
0歳~1歳になるまでの赤ちゃんとの接し方でどの月例にも共通することは「話しかける事」「スキンシップをとること」「アイコンタクトをとること」です。

どう接してよいか判らないというパパ・ママ、どんな形でも大丈夫です。ただ膝にのせて本を読んであげても、ただ寝かせて全身を優しく撫でても、目をみてその日の出来事を話しても、些細なことでいいのです。パパも頑張って育児に参加しつつも、泣いてしまったときや抱っこなどはママに勝てないこともあるように思います。ママは赤ちゃんの精神安定剤です。