子どもが考える力を伸ばすタイミング 親としてできること

子どもが考える力を伸ばすタイミング

子どもが考える力を成長させるタイミングは、親が忙しいときによくやって来ると感じます。赤ちゃんでも、3才くらいでも、自分の要求や望みを通すために今までにレベルを越えた行動をするみたいです。赤ちゃんが初めて言葉をしゃべるときも、どうにかしてご飯を食べたい、どうにかして母親を呼びたい、どうにかして親の気を引きたいなどの末に「まま」や「まんま」と口にし、それをみんなが喜んでくれて、要求も通るので成長していきます。

お出かけの直前や、寝る前に新しいチャレンジをしたがる子ども

不思議なもので、子どもはお出かけする直前や、夜の寝る前に新しいチャレンジをしたがることが多いです。寝たくない、出掛けるよりもチャレンジしたいという気持ちでなんとなくやりたくなるのでしょうね。親としては、遅いから寝なさい!出掛けるからやめなさい!と言いたくなりますが、最近は内容によっては付き合うようにしています。夜寝るのが遅くなるのはよくないですが、子どものペースがあるので、やる気になったときには止めない方がその後ののびのびとした成長に繋がるのではないかと考えています。

考える力を養うタイミングと、親の考える健全な成長の常識の違い

子どもの成長のタイミングは、子どもにしかわからないような気がします。あるときはただただクレヨンで丸を書き続けていたり、同じ歌を何度も歌ったり、同じビデオを見続けていたり…このようなことが、子供の中ではいろいろな考える力を使っている状態であり、反復や集中して観察することを通して法則や経験則を養っているようです。

親が考える「元気な子」や「賢い子」などの常識とは違っていても、このようにもくもくと自分でやっているときは適度に声かけしながらも自由にやらせてあげる方がよいのだろうと思います。

子どもが自分で考える力と、親が経験的に身に付けた考え方

子どもは好奇心旺盛で、いろいろなことに疑問をもって「なんで?」「どうして?」と聞いてくれることがあります。大人としては、「一緒に考えてみよう」という姿勢で接するのがいいかな?と思いますが、子どもとしては考えるパターン(概念)や捉え方がないものもあります。初めて疑問をもったことは、まずは大人の考え方を伝えるのはありだと思います。2回目以降は疑問じゃなくなり聞いてくれないかもしれませんが、今度はこちらから聞いちゃいます。「これ知ってる?」「何でだとおもう?」と聞くと、結構面白い回答が返ってきたり、わからないと返事が来たり。

子どもにストレスにならないように成長のタイミングを見つけられるとよいなぁと思います。あとは、大人も常に学んでいるし、わからないことや悩むこともいろいろあるということも見せていきたいですね。