東芝のトルネオコードレス掃除機のヘッド部分ローラーが回らなくなり、故障かな?と思ったのですが、外し方を確認してからんで詰まっていた髪の毛ごみをとったらちゃんと動いたので、やり方をお伝えします!私は問題なくヘッド部分のローラーが回るようになり直りましたが、掃除機の機種やメーカーによっても違うと思いますし、分解して掃除することは自己責任でお願いします。
掃除機のヘッド部分のローラーが回らない原因を調べる
掃除機のヘッド部分のローラーの構造を考えると、ローラーが回らなくなる原因は3つくらいに絞れてくると思います。ローラーの外し方はメーカーによって異なると思いますので説明書を見ていただくと良いかと思います。ほとんどの掃除機でモーター部分を外して洗うことができたり掃除できるようになっていると思います。
1.ヘッド部分のローラーを回すモーターが動いていない
まず、ヘッド部分のローラーを回すのはモーターで行っていると思いますが、このモーターが動かない状態だとローラーも当然回りません。メーカーによって異なると思いますが、掃除機の本体から電気が流れて、筒部分、ヘッド部分と通じているはずですが、それが途中で断線してしまっているとモーターまで電気が届かずに回らないということはありそうです。これは直すことが難しそうですね。ただこのモーターが動かないというのも、メーカーや機種によっては床にブラシが当たっている時しかモーターが回らないなどの制御が入ってる場合もあるので確認も難しそうです。
2.モーターからローラー部分に動きが伝わらない
次にモーターが動いていてもローラーの方にその動力が伝わらないという可能性もあります。今回直した東芝のトルネオの場合には、モーターの回転をベルトを通じてローラー側に伝えるような構造をしていました。モーターが回っていてもベルトが切れていたり、伸び切ってしまっていたりするとローラーは動かないでしょう。今回はちゃんとゴムベルトが噛み合っていて問題ない状態でした。
3.ローラーの軸とローラーブラシ部分がスムーズに動かない
今回のローラーが回らない原因はこれだったのですが、そもそもローラーの軸の周辺に髪の毛が絡みついてローラーを圧迫して、回転できない状態になっていました。掃除機のヘッド部分のローラーの構造を考えて、まずローラー部分を外してモーターが回るのかを確認し、モーターはしっかりと回っていて、動力を伝えるベルトもちゃんと動いていることを確認しました。モーター部分も一見ちゃんと動いてるように見えたのですが、軸の部分をよく調べると、軸になっている部分がかなり動きが悪くなっていました。
掃除機のヘッド部分のローラーが回らないのは、見えない部分の髪の毛のからみだった
どんな状態だったか写真で見ていただくと分かると思いますが、ローラーの構造として、ローラーの中心にある軸の部分と、ブラシの部分に分かれます。軸に対してローラーのブラシ部分が滑らかに動かないとローラーは回らないのです。
髪の毛が絡んでいるかは部品を外さないとよく見えないのですが、軸の部分の固定具を外すとこんなにも髪の毛が絡みつき、軸の周りに詰まっている状態でした。厚さにして 1mm 近くになっていたので、その分ローラーを圧迫して摩擦で全然動かなくなっていたのです。ローラーにブレーキをかけちゃっているような感じですね。
掃除機のローラーブラシが回らない状態は無事解消!
掃除機のローラーブラシが回らなくなると、ブラシの部分にゴミが溜まってしまい全然吸い込まなくなるのでもう買い替え時かなと考えていました。ブラシの部分の髪の毛はたまに掃除していたのですが、まさか軸の見えないところにまでこんなにも髪の毛が詰まっていると思いませんでした。髪の毛を取るとしっかりとローラーブラシも回って吸引力も超回復しました!メーカーによって違うかと思いますがブラシが回らない場合には軸の周辺に何か詰まってないか、外せそうな部品は外して見てみると原因が見つかるかもしれません。(分解して掃除するのは故障する可能性もあるので自己責任で気をつけて行いましょう。)
東芝のトルネオの掃除機が安い割になかなか吸引力もありますし、とても軽くてバッテリーの持ちもいいので、重宝しています。ダイソンを使っていた時もありましたが、吸引力が強くて吸引力が落ちないというのはちょっと誇張しているような気がしました。我が家の東芝の掃除機はもう2年ぐらい経ってしまいましたが、新しいやつはもっと性能がいいのかなと思うと、今回は直りましたがこれを見て新しいのに買い替えもいいかなと思ってます。