幼稚園の願書の性格や教育方針の書き方で悩んだときに

幼稚園の入園願書の書き方に夫婦で悩む

幼稚園の入園願書の書き方に夫婦で悩む

数ヵ月前になりますが、子どもが幼稚園に入園する年齢になり、入園願書をもらいました。うちの場合には未就園児教室(プレ教室)から通わせていたため、願書をもらうのは他の方がもらう時期より優先的にしてもらえたようです。
大学付属などだと幼稚園受験があると聞きますが、ごく普通の幼稚園でも願書にいろいろな項目があり書き込むんですよね
最初の子なので幼稚園の願書を書くのは初めてで、書き方が分からず書き方の例などを検索してしまいました。しかし、やっぱり自分の子どものことなのだからちゃんと自分たちの言葉で考えようと思い夫婦で願書の内容を整理していった備忘録です。
願書の文章になるまでに約二晩5~6時間かかりましたが、有意義な時間だったと思います(笑)

願書の書き方の例文と面接の対応

願書の中身を幼稚園の面接担当者などの方々がどれくらい重要視しているかはわかりませんが、おそらく面接では入園願書の内容に沿って質問などがあると思います。
入園面接まで想定すると、やっぱり自分たちの想いや考えから出てきた言葉で願書の内容を書く方が素直だろうと思います。
せっかくならばと、子どものことを夫婦で考えるきっかけにしようということで、願書の完成までに取り組んだことを書きます。
ですので、ただ単に幼稚園の願書の志望動機、短所、教育方針などの書き方の例文を求めているだけの方は「答えが出てないじゃん!」と損した気持ちになるかもしれません。(願書は書いて面接も済ませましたのでどう書いたかうちの例は掲載します)

幼稚園の願書の書く前に両親で意見を合わせたい

幼稚園の願書を提出して、後日簡単な面談がありました。平日にあるため両親で行く家庭は少なく、母親が行くケースが多いようです。我が家も母親が面接に行くのですが、願書の内容が例文のコピペだと、実際に志望動機や教育方針などを面接で尋ねられたときに違和感のある回答をしてしまうだろうと考えました。そこで、よいチャンスなので両親で子どもの教育方針などの意見を擦り合わせて、願書で子供と向き合い方について文章に書き出して、親が一貫した方針で育児していくことを確認しあおうということにしました

幼稚園の願書の「性格(長所や短所)」の書き方

願書に書くに当たり最初はネットで「幼稚園 願書 長所 例」などでググって検索してみました。
すると、googleの検索結果には長所や短所の例として、「優しいこと」「負けず嫌い」「思いやりがある」「挨拶できる」などが出てきました確かにうちの子にも当てはまる…。
でも、2歳の子どもの優しさや負けず嫌いは長所なのか、子どもに共通する特徴や性格なのかと考えてしまいました。
そして「うちの子らしさはもっと深いところにある…的な感じで煮詰まったので後回しにしました。

幼稚園の願書の「家庭での教育方針」の書き方

幼稚園の願書の教育方針の項目は、素直に自分達が親として大切にしている子供への接し方を書こうと思いました。しかし、いざ教育方針としてどんなことに気をつけているのかと考えると、うまく言葉にできないんですよね。

可能性を広げてあげたい、挨拶を大切にしたい、本人の考えを大切にしたい・・・いろいろあると思いますが、教育方針はたぶん変わるんですよね。
幼児教育と高等教育は違いますし、今、幼稚園に進むにあたり、お勉強的なことと、人間的なことと両方の教育があり、どちらかと言えば人間的な成長のために寄りそう方だというのは夫婦で一致していました。方針をすり合わせるにあたり、例えばこんな時はどんなふうに接していくかということを具体的に挙げて、二人で相談したりしました。

2歳でちょうど「これなあに?」「なんで?」が多い年頃だったこともあり、答えだけ教える教育じゃなく、一緒に考えていってひらめきや答えが出た喜びが引き出せたら嬉しいやねということで以下のような感じになりました。

最終的に採用した私たちの 家庭での教育方針

最終的に幼稚園の願書「家庭での教育方針」について、私たちが導き出した内容を文例として掲載します。

日常生活の中で起きる不思議や疑問に関して何故なのか一緒に考え、本人の気付きと考える楽しさを引き出していきたい

志望動機・志願動機、本園を選んだ理由の書き方

願書と言えば、どんな願書でもある項目が、「志望動機・志願動機」に当たる項目です。幼稚園の願書でも

これに関しては正直に言えば家から近かったという理由が一番大きいのですが、後から幼稚園のパンフレットで幼稚園の教育方針などを見ていたら私たちの考え方に近かったので「幼稚園で大切にしていること」から共感する部分を引用して願書に記載しました。

幼稚園の願書の「性格(長所や短所)」を探るチャレンジ2回目

さて、さっき後回しにした願書に書く性格・調書・短所についてもう一度チャレンジです。

ブレインストリーミングとKJ法で子どもの性格について考える

幼稚園の願書の性格や教育方針の書き方

邪道かもしれませんが、子どもの特徴について思いつくことを全部紙に書き出して整理することにしました。いわゆるブレインストリーミングです。

いきなり願書の欄に書き込もうと思ってもなかなか出てきませんが、付箋などを使って思いつくがままに子どもの特徴を書き出していくと結構出てきます。

私たちの場合には、こどもの長所も短所という区分でなく、性格や特徴について10分くらいで書けるだけ書きました

うちの子どもの場合は、やさしさや元気さなどもありますが、少し慎重な性格であるということを私も妻も感じていました。

このことについて、他の性格と合わせて考えたりしていると、なんだか慎重になっているだけでなく、シチュエーションによっては負担や不安にまでなっている可能性もありそうだというところまで見えてきました。

普段人見知りのようになってしまう理由や、親は大したことはないと思っていたちょっとしたことなども、子どもにとっては重大なことだったかも・・・という気持ちになりました。

ちょっと脱線しました。最終的には慎重さということを短所に書きつつも、よく考えて行動するというカバーを入れました。

幼稚園の願書は例文を参考にするだけでなく考えるきっかけに

今回、初めて幼稚園の入学願書を記入するにあたり、ネットで検索して貼り付けたような願書の内容よりも、自分で考えることの大切さを感じました。

特に、夫婦で考えられる場合には、こういうことでもない限りなかなかこどもの教育方針や性格などについてすり合わせる機会はありません。

定期的に夫婦で話し合って、こどもの成長と、親の成長に役立てたいなぁと思いました。