育児ブログ「パパなりノート」は、パパなりのトライ
子どもはあっという間に成長し、家庭はその成長に合わせて変化していきます。
働き盛りという時期でも、子どもにとっても大切な時期で、子どもそっちのけで仕事だけに打ち込むのはもったいないと思い、思いきって育児のために仕事を休みました。
もし、仕事をしていたらこどもと接する時間は仕事から帰宅した後の寝る前の1時間と、休日だけになっていたと思います。

仕事を休み毎日子どもと接してこそ見えて家庭の生活

朝食のわがままや、テレビが見たいとだだっ子する姿や、お昼寝したいけど眠れない不機嫌や、お風呂のイヤイヤなど、そんな愛くるしくも大変な育児を知らずに時が過ぎたかもしれません。
今、子どもとたくさんの時間を過ごし、本当によかったと思っています。それと同時に、自分にとっての仕事との向き合い方で、仕事とプライベートのバランスは大切だと思いました。
仕事というプレッシャーや気がかりから解放されると、本当に生活で大切なことや、仕事という時間に制約されていた自分の人生をリアルに自分のものとして考えられるようになりました。

育児と仕事 仕事をしていないという罪悪感

実際、育児を主体的にするために仕事を休んで、育児に向き合い出してから2ヶ月は仕事を休んでいることへの罪悪感が続きました。外出したり、スーパーに買い物にいくだけでもなんとなく負い目を感じました。もちろん仕事を休むということは穴が悪ということで、職場には大きな迷惑をかけましたので、負い目は当たり前なのですが・・・。
休みはじめて2ヶ月たったくらいから、こういうライフスタイルでも自信を持とう、僕なりに最善の形を探ったのだからという気持ちがやっとわきました。
もし男性で育児を主体的に行うために仕事を休む方がおりましたが、おそらく最初の1~2か月はあっという間な上、心のどこかに罪悪感を感じてしまうかもしれません。
その時期を超えてから、本当の家庭との向き合い方が見えてくるような気がします。

子どもは好奇心と欲求でいっぱい、大人がサポートしすぎることはない

こどもが小さいうちはきっと、子どもに接しすぎて過干渉だと言われることはないと思います。物事の判断が自分でできるくらいの年齢なら、甘やかしすぎになったり、しつけ不足というような状態になるかもしれませんが、今子どもにできること、可能性や感性を広げて豊かになってもらえるようにと僕なりに考えて向き合っていきたいと思っています。
子どもは本当に好奇心にあふれていますし、泣いたり怒ったり甘えたり感情が豊かです。現代は子どもを自由に遊ばせるにも狭いですし、車もいっぱい走っていますし、
一昔前の日本の家庭では、男は仕事、女は家事・育児という役割分担がなされていましたが、やはり現代ではそのような明確な分担より、当事者意識をお互いに持つことが大切だと思います。

子育てに特化してるイクメン?家事や家庭の役割・仕事に気付けた

僕はあえて今はやりの「イクメン」という言葉は使わないようにしているのですが、子どもや家族と向き合うために仕事を長期間休むということを実行に移したという点では、みんなにぎょっとされるようなイクメンだと思います。実際、育児のために仕事を休むという話を切り出した時、特に女性から驚かれたものです。
男性の先輩や上司は、おそらくハラスメント教育をみっちり受けているので、その場では落ち着いて対処するという感じでした。
男性の育児参加という言葉はよく聞くようになりましたが、実際に男性が育児休業を数か月単位で取得するケースは本当に少ないと聞きます。
料理をしたり、掃除をしたり、ゴミをまとめたり、洗濯したり、そんなことも休まなかったら本格的にやろうなんて思わなかったと思います。
というか、休日に部分的にやっていた家事もどきを妻に怒られる意味が分からず、「やってるつもり」のまま気付かず追えたのではないかと思います。
男女という枠組みに関係なく、ひとりひとり違った価値観を持ち、物事の優先度や重要度が違っているなか、家庭のため、子どものためと思っていることが、家族や世間からしたらずれてしまっていることもあるかもしれません。

育児ブログ パパなりノート

このブログは、パパになった僕なりに家族やこどもにできること、やってみたこと、やってみたいこと、きっとこんな情報があったら世の中の家族やパパに役立ち、自信をつけられるかもしれないと思うことや、本当にたわいもない愚痴のようなことなどのせていきます。
子育てなんてみんなはじめてです。時代が変われば思想も変わり、前の世代とは学術的にも理想とされている育児が変わります。
不安のなか探り探り育児に向き合い、おもしろいことや感動したことを綴っていきたいと思います。
「パパなりノート」は「パパになり、こんなパパなりにトライしたことをノートします」
どうか、暖かく見守っていただけますと幸いです。