結露テープの剥がし方 テープの跡を綺麗に落とした掃除方法

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100均の結露防止テープが窓枠下に貼り付けてシーズンを終えたら剥がれない…ガリガリ擦っても落ちませんが、何とか剥がそうとアルコールスプレー、カビキラーをかけた後熱湯など試してピッカピカにした方法を紹介。経験してわかる結露テープの上手な貼り方も。

100均の結露テープが剥がれない

まだ新しいマンションなので去年は目立ったカビは生えなかったのですが、結露が気になり、100均で100円で買った結露防止テープを窓枠下に貼り付けていい気になっていました。

冬の間頑張った結露テープはカビだらけになっています。100円の結露テープでも結露が流れ出てくることはなかったのでとりあえず効果はあったのですが、これが本当に剥がれないのです。上手なはがし方があるのかもしれませんが、水でふやかしても当然ふやけませんし、ガリガリ擦っても落ちませんしお手上げ状態で跡が残ったまま1年間過ぎました。
しかし1年経つと結露テープの剥がれなかった跡に、更ににカビが発生して厄介なことになっている・・・

この跡が残ってカビてる上から、きれいに重ねて結露テープを貼るのは気が引けたのでいろいろ試して綺麗に落とした方法を紹介します

 この方法だと結露テープの跡は落ちなかったよということも載せています(笑)

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アルコールスプレーで結露テープを剥がすことができるか

今回色々な方法で結露テープを剥がすことをしているので、結果だけ載せますとアルコールスプレーで結露テープを落とす効果はほぼありませんでした

結露テープの剥がし跡にカビキラーをかけた後熱湯で剥がす

このやり方はいいやり方ではありませんが、ちょうどカビキラーでサッシのカビを落とすところだったので、結露テープの剥がし残り跡にもカビキラーをぶっかけてキッチンペーパーで蓋をして放置しました。

結露テープはびちゃびちゃになっても剥がれないようにできているので、水でふやかして剥がす系のやり方が通用しないです。
さすがにカビキラーは強いだろうと思い結露テープの剥がれなかった残り跡に浸透するようにかけ放置しました。

カビキラーで結露テープの跡は綺麗にはがせたのか

カビキラーをつけて10分ほど放置すると、窓枠やゴムパッキンのカビは何となく消えていました。しかしあんなにカビキラーの液を染み込まされたにも関わらず、結露テープは原形のままで剥がれません。剥がれないのですがほんの少しは柔らかくなったので、飛び散らないように気をつけながら歯ブラシで擦りました。カビキラーで少しは結露テープが落ちましたが、まだ全然残ってます

熱湯(熱いお湯)で結露テープを剥がすことができるか

カビキラーでも結露テープごときが落ちなかったには正直びっくりしました。しかしテープと言えばきっとでんぷんの類が固まっているんだろうと想像し、熱湯で温まればかなり柔らかくなるんじゃないかと熱湯をかけてみました。

熱湯は結露テープにもそこそこ効果があったようで、かなり柔らかくなってきました。このチャンス逃してはならないと、再び歯ブラシで擦り続けました。やりました。

ピッカピカです!

剥がすことができたというよりは、こすり落とすことができたという感じ(苦笑)ですが、剥がれなかった窓枠に貼った結露テープをなんとか綺麗に落とすことができました

結露テープをきれいに剥がすために使ったもの

結果的に今回は結露テープをきれいに剥がすために色々な物を使ってしまいました。今思うと、歯ブラシよりもう少しガリガリしたブラシを使えばもう少し楽だったかもと思います。
この記事で細かくは紹介していませんが、ハンドソープやキッチンのベタベタ汚れを落とすシートなど、色々なものを試しました。(ハンドソープやキッチンの汚れを落としシート、食器用洗剤などは今回はひとつも効果がなかったため省略しています)

結露テープを上手に剥がすために存在するスプレーがあった…

僕としたことが、全作業を終えてからネットで結露テープの綺麗な落とし方を調べたところ、「テープ剥がしスプレー」なるものがあることを知りました。
結露テープの跡が残っていたところにスプレーして30分放置したら綺麗に落ちたらしいという記事にかかれていて、「あー、そういうのあるのね…」とちょっと残念。
こういうスプレーを使うと綺麗にスルリと結露テープの跡が落とせるみたいですよ…。(強力な化学薬品なので臭いや取り扱いに注意した方が良いと思います、あと僕は試してませんので効果はわかりません)

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経験してわかる結露テープの上手な貼り方のまとめ

今回結露テープを剥がすことを通して結露テープをどのように貼ったらいいかわかったことがあります。
結露テープの上手な貼り方は、剥がす時のことを考えて程々の粘着面で貼ること、1シーズン同じ結露テープをはりっぱなしにしないことです。粘着テープとしてはとても優秀なテープが採用されているのが結露予防テープです。

結露テープは便利ですが、剥がす時には大変だということを実感した一日でした。

そもそも結露がない家にするには根本的な対策方法が必要

結露の原因は飽和水蒸気量から考える

飽和水蒸気量とは、ある温度の空気が最大限に保持できる水蒸気の量のことを指します。温度が上がると、空気が保持できる水蒸気の量も増えます。つまり、暖かい空気は多くの水蒸気を含むことができます。

逆に、温度が下がると空気が保持できる水蒸気の量は減ります。このとき、空気中の水蒸気量が飽和水蒸気量を超えている場合、余分な水蒸気は液体の水となり、これが結露として現れるのです。

湿度が何パーセントと言われて「へ~」となんとなく聞き流していしまいますが、そもそも湿度とはどんな値なのか一緒に考えてみましょう。
空気中には水が気体としていられる量に制限があります。これを「飽和水蒸気量」と言います。
例えば、気温が20℃の空気、1立方メートルには水が17.2グラムまで水蒸気として存在できます。20℃の場合には、17.2グラムを超えた分は液体の水にならざる得ないという事です。

湿度とは 飽和水蒸気量と気温の関係から冬の乾燥と加湿を考える(介護健康福祉のお役立ち通信)

そもそも結露が発生するのは家や窓の断熱性に問題がある

この記事では結露テープ剥がし方について紹介してきましたが、そもそも結露が発生するのはこの記事で紹介したように気温の差が原因です。家の断熱性能や窓の断熱性能が結露の原因です。すでに建ててしまった家の窓を取り替えることは難しいですが、今は二重窓にするなどのリフォームも流行っていますのでそもそも結露が発生しないようにすることを考えた方が現実的です。

参考:UA値は意味ある?熱の逃げにくい設計 0.4W/m2K以下が最低ライン!

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